料理と器の美しい関係

料理と器の美しい関係

日本料理の美しさは、もちろん料理に表現された手の込みようにもありますが、その料理をより美しく見立てる器にもあります。

 

日本食ほど器にこだわりをもっている料理は世界中にないのではないでしょうか。

 

ですから、懐石料理や会席料理などをいただく際には、是非とも器にも注目していただきたいのです。料理と器とが織り成す美しさ、これを味わって食事を楽しみましょう。

 

日本料理における器の役割を知っているからこそ、器を粗末に扱うことはできません。料理をいただくときには器の扱いにもしっかり気を配りたいですね。高級料理店ともなると器だけで何万円もするものを使っていることがあります。

 

食事の途中に器を持ち上げるときは、一旦箸をお膳に置き、両手で持ち上げた後、左手でしっかりそれを持ち、お膳に置いた箸を持ち直します。

 

お椀のふたを取るときも、器を両手で持ち、そっとふたを取った後は、ふたを両手で持ち右側にそっと置きます。そしてお椀を両手で持ち上げます。

 

いただいた後も、一旦箸をお膳に置いて、それから両手で器を下に置きます。